バガヴァッド・ギーター

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探索15日目

2010/02/11 06:19 [Thu]
【*この文章には猟奇的表現を含みます*】
使役獣とったよ記念
それは冬の寒い時期でした。
歩けば霜が鳴き。
白い息が生きているように舞う。

そんな寒さゆえに中身を晒せば当然湯気も沸く。
指先が悴み、それに触れると一瞬痛みを覚える。
死んだ魚の眼は空虚を写し、景色の中に紫銀を赤に染めた青年を移した。
柔らかく冷たい地は白の中に一転赤を交えいつか見た椿を思わせる。

「なんだ、腹が減ったのか。」

鉄臭い匂いに釣られたのか、その雪に別の色が 黒い獣が一匹いた
まだ大人にも満たない、鬣も生えそろっていない獣が。
毛皮を持っているというのにその獣は寒さに小さく震え、金目を細め耐えているようだった。
引き出した”わた”をためしに投げてみる。
それは鼻を近づけすんと匂いを嗅ぎ、ぺろりと平らげてしまう。
どうにも腹が減っているようだった。

その翌年、同じ場で同じ事をしていると
その獣はまた現れた。
同じように餌をやり別れた。

そしてまた翌年同じ場で同じ事をしていると
その獣は人になっていた。

彼に与えた最初の男に似た、肌が黒く獣の同じ金の目をした男だった。
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